環境影響評価の手続きを説明する国交省の足立基成幹線鉄道課長=15日午後1時ごろ、佐賀県庁

■国土交通省幹線鉄道課の足立基成課長■

 -国交省の複数アセス案について、佐賀県側からは改めて「同意できない」との発言があった。

 足立課長 本質的な趣旨を含めて説明できたが、全く受けようという感じがなかったのは残念。回答期限の7月末までに、県内の議論の中で県庁の考えが変わることを期待している。

 -仮に県が案を受け入れた場合、実質4方式でのアセス実施になる。事業実施につながらないアセスも含まれるが、国民の理解は得られるのか。

 足立課長 議論を進めるための一つの手段。難しい問題を解決するため、必要不可欠なコストと理解してもらえると思っている。

 -県が受け入れなかった場合は。

 足立課長 2023年度に(未着工区間の)新鳥栖-武雄間で何らかの着工をすることは無理になる。今年8月にアセスの調整に入らないと間に合わない。

 -23年度着工の理由は。

 足立課長 北陸新幹線の未整備区間と併せて一緒に財源を集めることができ、ぜひともそうしたい。

 -FGTの実現可能性は。

 足立課長 新幹線並みの高速で走るFGTは断念し、今は在来線のスピードで走るものを開発している。これで武雄温泉-長崎間を走れば、時間短縮効果などは著しく低くなる。

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