国交省の提案に質問をする佐賀県の南里隆地域交流部長=15日午後1時すぎ、県庁

 九州新幹線長崎ルートの整備方式を巡る15日の協議後、会見した佐賀県地域交流部の南里隆部長と、国土交通省幹線鉄道課の足立基成課長の記者団との主なやりとりは次の通り。

■佐賀県地域交流部の南里隆部長■

 -2回目の協議が終わった。

 南里部長 (国交省からの複数アセス案に)改めて佐賀県として正式に「同意できない」と回答した。

 アセスの説明で、スーパー特急方式の線路引き直しや、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)のアプローチ線に関する具体的な工事内容の説明があったのは、鉄道局としても両方式が実現可能であるとの前提と受け止めている。次回以降、FGT実現についてしっかり議論したい。

 -アセス案に関して再び庁内で検討する考えは。

 南里部長 6月16日に提案があった際も知事に報告し、議論した上で回答した。今回は対面で回答しており、文書での回答も必要とは思わない。

 -次回協議は受けるか。

 南里部長 協議自体は拒否しているわけではない。ただ、急いでやらないといけないことではない。特にフル規格やミニ新幹線の話が出てくるのであれば、前提になる数字や条件が示された上での議論になる。

 -県内では、武雄市など駅が整備される自治体はフル規格を求めており、意見が分かれている。

 南里部長 各地域でいろいろな考えがあって当然。長崎ルートはFGTだからぎりぎりで合意した経緯があり、いきなりフル規格という話にはならない。

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