鉄道・運輸機構の担当者(左側)から説明を受ける佐賀県議会の視察団=嬉野市嬉野町の嬉野温泉駅(仮称)

 佐賀県議会の新幹線問題対策等特別委員会(17人)は13日、フル規格で建設中の九州新幹線長崎ルート武雄温泉-長崎間の3駅を視察した。2022年度の暫定開業に向けたハード整備やまちづくりの現状を確認した。

 武雄温泉駅(武雄市)や嬉野温泉駅(仮称、嬉野市)、長崎駅(長崎市)を視察した。嬉野温泉駅では、独立行政法人鉄道・運輸機構の職員が、本年度下半期に駅舎の外観が整い始めると説明した。嬉野市の担当課は、駅前に整備する「道の駅」の構想を伝えた。

 長崎県庁の展望デッキでは、開業を見据えたスタジアムの新設など長崎駅周辺の開発状況を県職員から聞いた。

 佐賀に戻って取材に応じた特別委の藤木卓一郎委員長は「視察先でまちづくりへの真摯しんしな思いが聞けた」と感想を述べ、長崎ルートの未着工区間(新鳥栖-武雄温泉)の整備方式に関しては「今後しっかりと議論の熟度を上げていきたい」と話した。

 暫定開業に伴い、JR長崎線の肥前山口-諫早間は上下分離区間になる。特別委は佐賀、長崎両県が上下分離に向けて設置した共同作業所(鹿島市)に加え、大村車両基地(長崎県大村市)を31日に視察する。

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