SDGsの目標をテーマにした発表に聞き入る早稲田佐賀中の生徒たち=唐津市の同校

SDGsの目標をテーマにした発表に聞き入る早稲田佐賀中の生徒たち=唐津市の同校

 唐津市東城内の早稲田佐賀中は9日、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)について学ぶ授業を開いた。北九州市立大の大学教授やゼミ生がSDGsに関する国内外の問題を指摘し、生徒たちは真剣に聞き入った。

 SDGsの17の目標達成は2030年となっている。同校は中学3年生に向けて、本年度からシリーズでの学習を始めた。初回は北九州市立大地域創生学群の眞鍋和博教授とゼミ生が訪れた。眞鍋教授がSDGsを取り巻く現状などを述べた後、ゼミ生たちが各目標にまつわる国内外の問題点を発表した。

 男女の格差をなくす「ジェンダー平等」のテーマでは、日本の女性管理職の比率が2割であることや、金銭的に貧しい家庭の女の子が望まない結婚をさせられる海外の「児童婚」の事例を紹介した。生徒たちは「もっと問題を意識してもらうために、自分たちにできることは何か」などと質問していた。

 熱心に聴いていた愛甲美稀さんは「男女の格差については自分だけが感じていることかも、と思って言い出せない人も多い。女性も、男性もお互いに苦しんでいることがあるから、理解し合うことが大事と感じた」と話した。

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