小城市は13日までに、民間企業に委託して運行している市内巡回バスの2019年度の利用者数をまとめた。予約制や乗り合いのタクシーを含む全6路線の合計は1万3957人で、前年度から1958人(12・3%)減った。昨年8月末の豪雨で牛津保健福祉センター「アイル」(牛津町)の設備が浸水し、温泉とプールが閉鎖された影響で減少幅が大きくなった。

 利用者数は2年連続で前年を下回り、過去5年で最も少なかった。路線別で前年の実績を上回ったのは、三日月町を走るバスと、芦刈町の乗り合いタクシーの2路線だけだった。

 月別でみると、8月以降は全ての月で前年を下回った。新型コロナウイルスの影響もあり、県内で初めて感染者が確認された3月の利用者数は892人で、前年同月から40%減少した。

 市の巡回バス・タクシーは、市内のタクシー会社2社に運行を委託している。19年度の委託料(運行経費)は計2248万9千円、運賃収入(1乗車当たり200円)は同153万9千円だった。国の補助金874万7千円と、運賃収入を除いた経費1220万3千円を市が負担する。

 市は、6月25日の地域公共交通活性化協議会でこれらを審議する予定だったが、大雨で中止になった。このため次年度の事業計画と併せ、住民や各種団体の代表者ら委員23人が書面による表決で承認した。

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