2007年に唐津東中学・高校(写真右下)が移転。周辺は文教地区として一気に住宅が増えた=唐津市鏡新開(高度約130メートルからドローンで空撮)

 

 唐津市・虹の松原の南側に2010年に誕生した「鏡新開」。もともと水田だった一角に唐津東中学・高校が移転すると、周辺には住宅も増え、新しく開かれたエリアは、立派なニュータウンに変貌を遂げた。

 事業の正式な名称は「新東唐津駅土地区画整理事業」。都市基盤づくりと快適な住宅地の形成を目的とし、工事は1998年に始まった。JR筑肥線の南側の水田を整備し、当時の唐津市鏡と松南町の一部から約27ヘクタールを宅地化した。

 完工より一足早く、2007年には、県の中高一貫教育の導入に伴い、唐津城二の丸の藩主屋敷跡にあった唐津東中学・高校が全面移転した。中高合わせた敷地面積は7ヘクタールで、地域の4分の1を占める。

 地域の南側には唐津バイパスが走り、市中心部や福岡方面へのアクセスにも優れる。東側にはイオン唐津店をはじめ、多くの商業施設が立ち並び、都市機能はさらに充実してきている。

 鏡新開の名で歩み始めて10年。風光明媚(めいび)な唐津湾や虹の松原を望む新興地は、これからも子どもたちの活気あふれる声に包まれるだろう。

開発が始まる前の唐津市鏡新開周辺。田畑が碁盤目状に広がっている(高度1000メートル、1982年撮影)

 

唐津東中学・高校の新校舎で学園生活をスタートした生徒たち=2007年9月

1998(平成10)年
 東唐津駅南の土地区画整理事業が着工

2007(平成19)年
 唐津東中学・高校が東城内から鏡に全面移転

2010(平成22)年
 土地区画整理事業が終了し、鏡新開が誕生

 

 

▶次回(7月27日)は吉野ヶ里町の五ケ山ダム

 

 

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 移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。

 
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