浸水被害の大きかった家屋から泥を運び出すボランティアら(左)=11日、藤津郡太良町多良

 佐賀県内を襲った大雨から初の週末を迎えた11日、鹿島市と藤津郡太良町でボランティアの活動が始まった。武雄市から「おもやいボランティアセンター」が太良町の支援に入り、浸水した家屋2軒で泥出し作業に汗を流した。

 氾濫した多良川近くの古賀地区で床上浸水した原田一広さん(57)宅では約20人が活動した。泥を土のう袋に詰めて家の外に運び出した。原田さんは「感謝しかない」と話した。

 鹿島市では、市社協の主催で約40人が集まり、同市古枝の山口政俊さん(69)宅で活動した。予定人数より多く集まったことから、床下に流入した土砂をかき出す作業を半日で終え、「一人じゃとてもしきれんかった。本当に感謝、感謝です」と山口さん。敷地内の暗きょから土砂をかき出す作業には、近くの住民も手を貸していた。12日は酒蔵通り近くで水路を埋め尽くした土砂を撤去する。

 同市大木庭の市有地では市内の災害ごみを12日まで受け入れている。地元の清掃会社、ごみ収集業者らでつくる組合が荷下ろしや分別の作業に当たった。

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