黒豆大福

 昨年3月、小城市に店を構えて1年4カ月がたった。一年を通して注文が入るのが「黒豆大福」。北海道産の黒豆とこしあんを、やわらかい餅で包んだ人気商品だ。

 安心して素材のおいしさを味わってもらおうと、餅をやわらかくするための添加物や防腐剤は使わない。早朝から餅粉と一緒に生地を蒸し上げ、温かいうちに空気を取り込むことで生地のやわらかさを保っているという。

 代表の嘉村光平さん(31)は小城市三日月町出身。牛津高の食品調理科を卒業後、菓子の専門学校を経て大阪市の和菓子店で約11年働いた。「故郷で自分の店を持ちたい」という夢をかなえるために、小城町のまんじゅう店跡に出店。まんじゅう店の元店主から「受け継いでほしい」と頼まれ、作り方を学んだ酒まんじゅうや、水ようかんなどを併せて十数種類を店頭に並べる。

 旬の味わいを楽しんでもらうため、7月下旬には伊万里産のマスカットを使った新商品も販売する予定。妻の早紀さん(35)と二人で店を営み、「もらって、おいしかったから」と訪れる客を笑顔で迎える。

▷小城市小城町自在269-6

▷9時~18時

▷火曜定休

▷0952(72)1311

このエントリーをはてなブックマークに追加