栄町地区の半世紀を写真で懐かしく振り返る住民=伊万里市大坪町の「栄町ウェルネスホーム支温の家」

 地域の半世紀の歩みを紹介する写真展が伊万里市大坪町の「栄町ウェルネスホーム支温の家」で開かれている。新興住宅地の住民として一緒に年を重ねた人々が写真を出し合い、古いアルバムをめくるように懐かしく眺めている。8月5日まで。

 1970年、山を切り開いた住宅団地が「栄町」という行政区になり、50年がたつのを記念して企画した。写真のほかに新聞記事や郷土誌など合わせて約150点を展示し、地域の歴史と人々の暮らしを振り返っている。

 写真に写っているのは夏祭りではしゃぐ子どもの姿や、家族の日常の風景など。今の栄町と比べると若い人が多かったことが分かり、住民の高齢化が進んでいることを実感させる。現在の高齢化率は32%。人口は最も多かった2000年の約1260人と比べて2割ほど減った。

 写真を見ていた大久保富子さん(72)は「昔のような活気はなくなったけど、みんなが年を取った今の方が良い近所付き合いができている。これからも地域で助け合っていきたい」と話した。

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