佐賀県庁(上空から)

 佐賀県は10日、元園芸課の50代男性職員が2018~19年度に知事印を悪用するなどの不適切な事務処理をしていた問題で、職員を停職3カ月の懲戒処分にした。管理監督責任があるとして、当時の所属長2人を厳重注意とした。

 園芸課などによると、不適切な事務処理があったのは「さが園芸888億円推進事業」の一環で、ハウス整備や機械導入などを補助する事業。職員は申請があった市町に決定通知を出す手続きで、必要な会計課の審査を経なかったり、知事印を管理する法務私学課に虚偽の理由を伝えて書類に押印したりした。

 補助事業は年間約170件の申請があり、職員を含む3人の係長で事務処理を分担していた。職員が7割の市町を受け持ち、業務の負担が偏っていたため、本年度からは均等になるように改善したとしている。

 総務部の脇山行人部長は「職員の不祥事が発生したことは誠に遺憾。全職員に対して改めて綱紀粛正と服務規律の徹底を図る」とコメントした。

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