古賀学さん(右)尚子さん夫婦の呼び掛けに、既に多くの使用済みタオルが届いている=武雄市北方町のNUF NUF

 九州各地の豪雨被災者を支えようと、昨夏の佐賀豪雨の被災地・武雄市から民間の支援の動きが始まっている。佐賀県内の被災地に向かうボランティアの募集が始まり、浸水被害に遭った飲食店は、経験から使用済みタオルの提供を呼び掛ける。

 武雄市北方町のおもやいボランティアセンターは11日から、藤津郡太良町の社会福祉協議会と連携してボランティアの募集を始める。対象は県内在住者で、事前に居住地の社会福祉協議会でボランティア保険に加入しておく。新型コロナウイルス対応として、2週間前からの行動履歴を残すことや、マスクと消毒液携行などのガイドラインも設けている。

 被害状況の把握も進めており、既に太良町内で10件程度支援が必要な案件があるという。作業内容や天候など状況を考慮しながら、順次作業に入る。問い合わせは電話0954(33)0444。

 佐賀豪雨で経営する居酒屋「NUF NUF(ナフナフ)」(北方町)が浸水した古賀学さん(46)尚子さん(44)夫婦は、使用済みタオルの提供を呼び掛けている。「泥水は拭いても拭いても乾けば泥が出てくるのでタオルはすぐなくなる。使用済みの方が水を吸って使いやすい」という。まず県内の需要を調べ、発送が可能になれば県外の支援団体に送ることを考えている。

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