開館を前に公開された「長谷川町子記念館」で展示されているサザエさんの原画=9日午前、東京都世田谷区

 「サザエさん」の作者として知られる漫画家長谷川町子さん(1992年に死去)の生誕100年を記念した「長谷川町子記念館」(東京都世田谷区)が9日、11日の開館を前に報道陣向けに公開された。長谷川さんが描いた原画や仕事道具などを展示し、その功績を紹介する。

 同記念館は、長谷川さんと姉が収集した美術品を85年から展示している「長谷川町子美術館」の向かい側に、2階建ての分館として新設。代表作「サザエさん」「エプロンおばさん」「いじわるばあさん」の魅力などを伝える常設展示のほか、子ども向けコーナーやカフェも設けた。

 長谷川さんの創作活動を少女時代からたどる企画展「長谷川町子の漫画創作秘話」(9月27日まで)も楽しめる。

 長谷川さんは佐賀と福岡で生まれ育った。川口淳二館長は「町子先生が亡くなり28年がたつが、記念館が実現できて夢のよう。先生の人となりや、さまざまな作品を見て、その足跡を知ってほしい」と語った。【共同】

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