送迎車に乗ろうとする山口知事(左)に話し掛ける水嶋鉄道局長=東京・霞が関の経済産業省

 佐賀県の山口祥義知事が東京・霞が関の関係省庁で政策提案した9日、国土交通省の水嶋智鉄道局長が経済産業省に姿を見せ、九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉間の整備方式見直しに絡み「2人で話しましょう」と知事に直談判する一幕があった。

 山口知事が最後の提案先だった経産省11階の副大臣室を出ると、エレベーター前に水嶋氏が待機していた。1階で記者団による知事への取材が終わるのを見届けた水嶋氏は、送迎車に乗ろうとする知事に「2人で話しましょう。九州に行きますよ」などと言葉をかけた。山口知事は明確には返答しなかった。

 県と国交省は整備方式に関してフル規格やミニ新幹線、対面乗り換えなど5方式を話し合う「幅広い協議」を開始している。国交省は複数の環境影響評価を同時に実施することを提案し、県は応じない姿勢を示している。

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