九州管区警察局長感謝状を受けた志久正敏さん=佐賀県警

 12年にわたって警察の防犯活動に協力した志久正敏さん(74)=佐賀市久保田町=に8日、九州管区警察局長の感謝状が贈られた。県内では7人目。

 志久さんは1965年に県警に入り、鹿島署や伊万里署で刑事課長を務めるなど主に刑事畑を歩んだ。生活安全企画課の犯罪抑止対策室も経験、退職後の2007年に県警から防犯活動に取り組む「防犯アドバイザー」の委嘱を受けた。“初代”アドバイザーとして、学校や老人クラブなどでの講話や不審者侵入時の対応訓練に携わってきた。

 志久さんは2001年の大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の児童殺傷事件で防犯の重要性を再認識、鳥栖署で生活安全課長を務めていた02年に管内で小学生の女児が男に連れ去られる事件が起きた。「同じような被害を受ける人がこれ以上出ないように」。学校での護身術指導、近年はニセ電話詐欺など要望に応じ、地域住民の防犯意識の向上に尽力してきた。

 県警本部で杉内由美子本部長から感謝状を受け取り、「このような大きな賞状をいただけるとは」と志久さん。町内の自治会長として防犯パトロール隊の結成や毎朝の通学路の見守り活動を続けており、「今後もいろんな方と協力して続けていきたい」と話した。

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