町内を流れる有浦川。写真左側は土地が低くなっており、氾濫した場合浸水被害が想定される

大雨で増水した有浦川=7日、東松浦郡玄海町

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 町の最新版の防災マップは2017年3月に発行。洪水と土砂災害のハザードマップでは、それぞれ災害の想定や危険度を色分けして表示している。

 町内を流れる有浦川は、雨量が24時間で298ミリ、1時間で最大58・2ミリを越えたとき、氾濫を予測している。1990(平成2)年7月に記録した雨量を参考にしており、このときは町内で床上や床下の浸水被害が多く発生した。

 川の支流と本流がぶつかる町役場の北側は、土地が低くなっていて、特に浸水の被害が予想される。川幅が狭く、一気に水量が増えるので注意が必要となる。地盤が固く、大きな土砂災害は近年確認されていないが、固い地盤の上に柔らかい土や砂が積もっていれば地滑りの可能性がある。

 ここ数年、毎年のように大雨が続いていることで、町民に避難の意識が徐々に身に付いてきている。防災無線を全戸に備えているほか、町のホームページやケーブルテレビなど、情報発信の環境は整っている。今後も早め早めの行動を心掛けてほしい。(町防災安全課防災専門官・塚本義明さんに取材)

 

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