加唐小から見た島の風景=唐津市鎮西町の加唐島

 「島から子どもの声を絶やしたくない」-2017年度から島外の子どもを受け入れる島留学を始めました。馬渡、加唐、小川の3島で取り組んでいます。島の豊かな自然、独自の文化や伝統、個性豊かな島の人、子どもたちにとって島全体が遊び場であり、学び場です。

 島でも少子高齢化が進み、年々子どもの数も減少する中、島によっては休校や廃校になった学校もあり、このままでは島に学校がなくなってしまう状況にありました。「学校を存続していくため」、留学生の「第二のふるさと」となるように…。島だからこそできる体験、感じることができる魅力、受けることができる教育があります。「島の事を知って好きになってほしい」。そんな思いを込めて島民一丸となり留学生を受け入れています。

 島の中で学校は子どもたちが集まる場所のみならず、地域の人も集う場所として大きな役割を担っています。大切な伝統や文化、行事などを受け継いでいくために、島の子どもから大人たちはもちろん、留学生と島に住む先生も大活躍です。

 留学生が島の人や子どもたちと触れ合い、楽しく生活を送っている様子を見ると、すっかり「島の子」になっているなとうれしく思い、島留学を始めて良かったと感じます。

 島の自然に触れ、島の人と関わることで人の温かさなど島の魅力を感じ、自分だけの「宝物」を発見して留学期間を終えてほしい。留学を終えても島を「ふるさと」として、ずっと島と関わりを持ってほしいと思っています。

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