神埼市のハザードマップの一部。濃いピンクは「3メートル~5メートル未満」の浸水を想定する

 脊振山系が広がる北部は土砂災害、低平地の中南部は洪水、浸水への警戒が必要。ハザードマップは北部と南部に分けて3月に改訂、4月に全戸配布した。市の防災情報が集約されたメールの登録方法や避難情報に応じた避難行動、非常時の持ち出し品リストなどを充実させた。

 低平地部は全域に3メートル以上の浸水が想定される。城原川と田手川は、川底が周囲の地面よりも高い「天井川」で、挟まれた地区は特に注意が必要。田手川と馬場川の合流地点付近となる千代田町下板地区は、昨年8月の佐賀豪雨時で浸水被害を受けた。

 南部を流れる筑後川は上流部で雨量が増すと増水する。千代田町の東部地区は、たとえ神埼市内で雨が降っていない場合も川の水位に注意してほしい。

 土砂災害への警戒が必要な北部は、市道や林道で路肩やのり面の崩壊が過去にも発生しているので、不要な移動を控えるよう呼び掛けている。

 自宅周辺の危険性を把握するだけでなく、避難所や安全な場所の確認も忘れないでほしい。(防災危機管理課・山﨑浩司さんに取材)

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