日本人を対象に来年春から新設する「イングリッシュキャリアコース」のパンフレット

 海外の留学生が情報ビジネスなどを学ぶ鳥栖市桜町の「CODO外語観光専門学校」が来春、日本人を対象に「イングリッシュキャリアコース」を新設する。長年の指導ノウハウを日本人に還元する狙い。“日本にいながら留学気分”をコンセプトに、英語に囲まれた環境をつくり、留学に必要な基礎や英語を生かして就職する力を身に付ける。

 高卒者以上が対象で、定員30人。2年間学ぶ。9月から願書を受け付け、筆記試験を課さない面接による入学試験を10月末から順次行う。

 文法、スピーキング、ライティング、英語能力テスト「TOEIC」の学習をはじめ、簡単な数学や芸術、文化、音楽、第2外国語(中国語などを想定)などを英語で学ぶ。米国人教師が指導し、日本人スタッフが補佐する。卒業後は国内、海外の大学編入なども可能になるという。

 同校を運営する学校法人「弘堂国際学園」(同市田代外町)が2001年の創設以来、日本語学校として培ってきたノウハウを生かす。近年、留学に二の足を踏む日本の若者が多いといい、「背中を押そう」と学科新設を準備してきた。

 同学校法人の山本由子理事長は「思い切って海外に出てこそ、改めて日本の良さが分かるもの。新学科を“冒険”に出るステップにしてほしい」と話す。新型コロナウイルスで渡航が難しい中、希望の留学ができない学生らの利用も呼び掛けている。

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