高校の進路指導担当教諭と名刺を交換する企業の人事担当者。「こうした機会を得られてほっとした」との声も上がった=佐賀市のアイスクエアビル

 高校卒業者の人材獲得を目指すセミナー(佐賀県など主催)が、佐賀、唐津、武雄の県内3会場であった。約150社の人事担当者が高校生に興味や関心を持ってもらうための「分かりやすいスライドの作り方」などを学んだ。

 12月に開催が予定されている高校2年生を対象にした合同企業説明会の“事前セミナー”。「パワーポイントを利用し、働くイメージを醸成する」「自社で作っている製品を展示する」といったブース作りのコツなどが示された。

 進路指導を担当する高校の教諭は「今は保護者の関わり、影響力が大きい。そこを意識することも大切」と話した。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、佐賀労働局主催の名刺交換会が中止となり、「学校、企業の接点が持てず困っている」との声があったことから、名刺交換会などの時間も設けた。

 高校の進路担当者と積極的に名刺交換を行った製造業の人事担当者は「待っているだけで良い人材を獲得できる時代ではない。生徒が求めていることを具体的に学ぶことができてよかった」と感想を語った。

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