嬉野市のハザードマップの一部。塩田庁舎近辺では最大10メートル未満の浸水を想定している

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 嬉野市は多くを山間部が占めている。そのため昨年8月末の佐賀豪雨では、山あいの茶畑など農地の被害が目立った。山に近い住宅も多くあり、山間部では全域で土砂災害への警戒をしてほしい。

 洪水ハザードマップでは、塩田川流域の6時間総雨量504ミリなどと想定している。塩田川の水位が上がった場合、塩田庁舎近くにある塩田川支流の浦田川の水がはけなくなり、越流の危険性が高い。馬場下や大草野などの塩田川沿いの住宅は、浸水と土砂災害で両方の警戒が必要になる。

 また、塩田川支流の入江川がある久間の一部は浸水深が「3メートル以上5メートル未満」。大雨が降った場合、最初に浸水し始める場所の一つで注意が必要になる。

 塩田庁舎(塩田町)は浸水の危険性がある一方、嬉野庁舎(嬉野町)は、川から離れていることなどから浸水の恐れはない。

 防災無線で注意を呼びかけているので活用してほしい。各コミュニティーでの防災対策など自助や共助への取り組みもお願いしたい。(総務防災課長・太田長寿さん)

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