鹿島市のハザードマップの一部。鹿島川や塩田川などが氾濫した場合の浸水想定地域などを示している

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 今年、ハザードマップを10年ぶりに改訂した。水害や土砂災害などの災害リスクや防災情報を一冊にまとめている。塩田川や鹿島川、石木津川で「最大規模の大雨」による浸水の想定を示した。低平地での洪水に加え、山間地での土砂災害のリスクがある。

 北鹿島地区や、同市高津原の北公園前の市道が低い土地になっている。長雨が続けば、国道207号や宅地の多い中牟田や西牟田地区で排水が追いつかずに内水氾濫の恐れがある。1990年には肥前鹿島駅前一帯が浸水、腰まで漬かった。ポンプの整備を進めてきたが、排水は有明海の干満などの条件に左右される。

 浜や古枝、七浦地区の河川は水防法に基づく浸水想定の指定がなされていない。マップ上に着色はないが、浸水しないということはない。市域の半分は山林で土砂災害に警戒し、雨がやんでも数日後に崩れることもあるため注視しなければならない。防災マップは全戸配布している。(総務課長・岩下善孝さん)

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