東名遺跡から発掘されたシカの角を手にする児童=佐賀市の金立小

 国史跡の東名(ひがしみょう)遺跡(佐賀市金立町)を紹介する出前授業が3日、同町の金立小で開かれた。同小6年1組の児童37人が遺跡から出土した約8000年前の動物の骨や貝殻に触れ、歓声を上げた。

 国内の湿地性貝塚で最も古い同遺跡は、2003年に発見された。国内で最も多い700点以上の編みかごが見つかっている。

 市文化振興課の職員がイノシシの骨やカキの貝殻などの出土品を示しながら、そこから分かる縄文時代の食べ物や道具などを紹介した。子どもたちは机に置かれた現物を恐る恐る手に取り、感触を確かめながら話に耳を傾けた。

 授業を受けた中牟田空來(そら)さんは、「本物に触れてうれしかった。感触を忘れたくなくて、このまま手を洗いたくないくらい」と頰を紅潮させていた。

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