鳥栖-大分 後半ロスタイム、ヘディングで競り合う鳥栖FW豊田陽平(左から2人目)と林大地(右)=大分市の昭和電工ドーム大分

鳥栖-大分 前半32分、攻め込む鳥栖FWチアゴアウベス(左)。右はDF森下龍矢=大分市の昭和電工ドーム大分

鳥栖-大分 後半36分、ゴール前のボールを相手GKに奪われ、悔しがる鳥栖MF梁勇基(右から2人目)=大分市の昭和電工ドーム大分

無観客で再開したJ1リーグのサガン鳥栖-大分トリニータ。前半11分、相手をかわしながらドリブルで攻め込む鳥栖MF本田風智(中央)=大分市の昭和電工ドーム大分

鳥栖-大分 0-2で敗れ、肩を落とす鳥栖MF松岡大起(左から4人目)らイレブン=大分市の昭和電工ドーム大分

 新型コロナウイルスによる中断期間を経て迎えた4カ月ぶりのリーグ戦。若手主体で臨んだ「新生サガン鳥栖」は、主導権を握る時間帯はあったものの、最後までゴールが遠かった。昨季1分け1敗と相性が悪かった大分との「九州ダービー」で、0-2の悔しい敗戦。「やりたいことができず、(攻撃が)うまくいかなかった」。キャプテンマークを巻いたMF原川は、言葉少なに振り返った。

 先に決定機を迎えたのは鳥栖だった。前半24分、ショートコーナーから19歳のMF本田が鋭いミドルシュートを放ち、相手ゴールマウスを脅かした。FWチアゴアウベスも積極的なドリブル突破でチャンスメークし、前半のシュートは大分の1本に対し、鳥栖は6本。リズムをつかんだかに見えたが、そこからが続かなかった。

 引いて守ってカウンターを狙う大分を相手に突破口が見つからず、自陣でボールを回す時間が長くなった。今季特別ルールで認められた5枚の交代カードを使い、大卒ルーキーのFW林やFW金森、FW豊田ら攻撃的な選手を次々と投入したがかみ合わず、後半のシュートはわずか1本。金明輝監督はアグレッシブに戦った選手たちの姿勢を評価する一方、「引かれた相手に効果的にシュートまでいけなかった。質を上げていかないといけない」と課題を挙げた。

 初めてシーズンの始めから指揮を執る金監督は、4-3-3の布陣で攻撃的なチームづくりを進めている。週2試合の厳しい連戦を乗り越えながら若手が成長し、自分たちの目指すスタイルを構築していけるかが、躍進の鍵を握る。

 

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