試合の中継映像をプロジェクターで映し出し、応援するサガン鳥栖のサポーター=佐賀市内

 開幕戦直後に新型コロナウイルスの影響で中断していたサッカーJ1が4日、再開した。リモートマッチ(無観客試合)のため、サガン鳥栖のサポーターらは自宅などから画面越しに選手たちの戦いを見守った。再開初戦は白星を飾れなかったが、待ちに待った「サッカーのある生活」に、「泣いてしまいそう」と感極まる場面もあった。

 佐賀市の民家にはサガンのユニホームを着た数人が集まった。「開幕戦から1年以上も待った感じ。プレーを見ることができるのが何よりもうれしい」。会社員の北村直美さんは中継映像に喜びをかみしめた。

 自粛生活のうっぷんを晴らすように大声で応援したかったが、その気持ちは抑えた。10日以降は段階的に観客を入れての試合になる予定で、感染対策として声を出しての応援や手拍子は禁止になる。そのため、控えめな応援を試みたものの、ファン歴26年の古川幸宏さん(62)=佐賀市=は「声を出さないように気を付けているつもりでも、ついつい出てしまう」と苦笑いを浮かべていた。

 ゴール裏の応援団体「ノルド」の代表を務める板山高大さん(37)も自宅で応援した。「久しぶりの試合で、うれしい気持ちと生で観戦したい気持ちが半々。でも、今は我慢をするとき。スタンドに入れるようになっても、観戦ルールを守るようにサポーターに呼び掛けていきたい」

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