JR佐世保線の線路をふさいだ樹木や土砂を重機で撤去する作業員=2017年7月、有田町赤絵町

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 3月に改訂した防災マップは、縮尺が1万5千分の1から1万分の1と拡大した。自分の家が見つけられるサイズで、自宅が警戒区域に含まれているかなどが分かりやすくなったのが特徴。浸水想定は「有田川流域の9時間総雨量が672ミリ」で策定している。

 地形的特徴からみると、東地区は山あいに町並みが形成されており、特に土砂災害への警戒が必要。上有田を中心とした地域は、急傾斜地が崩壊するタイプの崖崩れの恐れがある。2017年の九州北部豪雨では土砂崩れが発生、赤絵町のJR佐世保線をふさぎ、近くの建物にも流入した。

 西地区は、国見山系からの傾斜がみられ、土石流に警戒したい。決壊した場合に人的被害が生じる恐れがある「防災重点ため池」は、町内約150カ所のうち3分の2が西地区。農繁期など時期によっては、水の量が多くなる点にも留意してほしい。

 町内は3つのダムがある。大雨時は緊急放流もあり得るので、事前の避難想定を心掛けてほしい。(有田町役場総務課・前田圭太郎さん)

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