秋光川と実松川の合流点近く。大雨に備えて土のうが積まれている=基山町小倉

 最新のハザードマップは昨年度末に完成し、4月に全戸配布した。浸水想定区域を5段階で色分けし、土砂災害では、特別警戒区域、警戒区域などを記して注意を呼び掛けている。

 町内は地形上、洪水の心配はほとんどないが、一方で山間部を中心に土砂災害の懸念はつきまとう。浸水でもっとも心配なのは、町内を流れる秋光川と実松川が合流する地点。1時間に50ミリの雨が3時間ほど降り続くと、道路に水があふれることもある。

 土砂災害では、2018年の西日本豪雨で被災した丸林地区などで注意が必要。同地区は治山ダムが建設されているが、1時間に30~50ミリの降雨の際には早めの避難を呼び掛けたいと考えている。このほか、古屋敷地区も心配だ。地区に通じる道路2本はいずれも細く、土砂崩れで不通になれば孤立する可能性もある。

 西日本豪雨でのり面が崩れた亀の甲池は補修が終わり、排水口の改修も進んでいる。水位を落とすことで災害発生を防ぎたい。(町総務企画課・熊本暁浩さんに取材)

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