2019年の九州の農林水産物及び食品の輸出額は975億円で、12年からの7年間で2倍以上に伸びたことが、九州農政局の調査で分かった。国内の需要が伸びない中で、海外への輸出が拡大している。

 九州農政局が毎年出している情勢報告「見たい! 知りたい! 九州農業2020」の中で、今年の話題として「輸出拡大の推進」を取り上げ、重点施策として力を入れている農林水産物の輸出の状況を説明した。

 それによると、農林水産物などの昨年の輸出額は全国で9121億円(前年比0・6ポイント増)で、このうち九州(九州の港からの輸出データをもとに算出)は975億円(同1・9ポイント増)と1割以上を占めている。

 主な品目はブリが160億円、牛肉が約77億円、カンショ5・5億円など。地域別では、中国が232億円(同17%増)でトップで、米国179億円(同15%増)、不買運動の影響で、韓国は126億円(同21%減)だった。

 佐賀県内の輸出量(県まとめ)によると、香港やシンガポール向けを中心に、牛肉が68・4トン、露地ミカンが50トン、コメ5・6トン、ナシ1・9トン、ハウスミカン1・5トンなどだった。

 

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