佐賀税務署は、2019年における佐賀県内の消費税、所得税などの確定申告状況を発表した。消費税納税額は19年10月に税率が8%から10%に引き上げられたものの、該当期間が3カ月間と短いことなどから、前年比1・9%増の51億1200万円にとどまった。所得税の確定申告件数は15万112人で、前年より0・04%減ったものの、スマートフォンでの利用をしやすくしたことからウェブでの申告件数は伸びた。

 消費税納税額は前年より9500万円増加した。佐賀税務署は、消費税増税後も微増にとどまった理由を「10月以降の3カ月間の反映のため」とみている。申告件数は前年比3・2%減の9986件だった。

 所得税(復興特別所得税を含む)を申告した人は15万112人で、前年より61人減の横ばいだった。このうちICTを利用した人は9万9139人で、5・5%増えた。特にスマホでの申告は約400人から約1800人に増えた。税務署は「スマホ対応画面が拡充されたことに加え、マイナンバーを活用したスマホでの申請が可能になったのも大きい」と話す。

 所得税の納税者数は4万1559人で0・4%増えた。このうち、自営業などの事業所得者の納税者数は2・5%増の1万3944人。所得額は8%増の545億6400万円で、申告納税額は11・3%増の39億500万円だった。

 譲渡所得の内訳をみると、土地譲渡で所得があった人は5・6%減の2001人で、所得額は5・6%減の125億8200万円だった。株式譲渡で取得があった人は23・5%減の944人で、所得額は13・7%増の31億8800万円。

 贈与税は納税者数が4・2%減の1190人、納税額は49・4%増の7億7800万円になっている。

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