佐賀県認定アスリートへの県有スポーツ施設の使用料減免などについて説明があったSAGAスポーツピラミッド構想推進協議会幹事会=県庁

 スポーツの選手育成や裾野の拡大を目指すSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想で、佐賀県は認定アスリート計1115人に県有スポーツ施設の使用料を全額減免する券を発行する。2023年に県内で開かれる予定の国民スポーツ大会(国スポ)などに向けて練習環境を整える。本年度中に発行する予定。

 3日のSSP構想推進協議会幹事会の中で、SSP推進グループの日野稔邦推進監が明らかにした。

 県は、県内在住や県外で活動する県出身選手らを「SSPアスリート」として認定している。世界大会に出場した経験があるトップアスリートや、国内大会で上位の成績を収めている「ライジングアスリート」など4つのレベルがある。

 2020年は計1115人を認定しており、県は全員に「SSPアスリートパス」を発行する。唐津市の県ヨットハーバーや、佐賀市日の出のSAGAサンライズパーク内のプールや陸上競技場などを無料で使えるようにする。

 また、小中学生を対象にそれぞれの能力が発揮できるスポーツを見つけてもらう競技体験会や、種目の異なる中高生選手を交流させてレベルアップを図る合宿などを今秋にも開く。

 日野推進監は「競技に思い切り打ち込んでもらい、ゆくゆくは世界で戦う選手になってほしい」と話した。

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