サガン鳥栖、久光製薬スプリングスの支援策について説明する橋本康志市長=鳥栖市役所

 鳥栖市は2日、市に拠点を置くサッカー・J1サガン鳥栖とバレーボール・V1リーグ女子の久光製薬スプリングスの支援策を発表した。新型コロナウイルスの影響で本格的な試合開催が難しい状況が続く中、ホームゲーム開催時にスポンサー的に市が広告を出したり、施設使用料を減免したりする。両チーム合わせて数千万円規模の支援を予定している。

 橋本康志市長が会見で明らかにした。両チームのホームゲームの広告をスポンサー的に支出する考えで、スプリングスに対しては佐賀市での試合も含める。

 サガン鳥栖については、スタジアムグラウンドや練習グラウンドなどの施設使用料の一部を減免する。対象になる施設使用料は、7月から来年1月末までで1600万~1800万円。

 詳細は両チームと調整しており、7月中に開会予定の臨時議会に諮る。橋本市長は「感染の第2波、第3波が来て試合がなくなると(現計画が)難しくなる」と述べ、その場合は別の手段を講じる考えを示した。

 橋本市長は「経済的な対策については6月、担当課を通じてサガン鳥栖からも申し入れがあった」と明らかにした。支援策とサガン鳥栖の経営状況との関わりについては「あくまでもコロナ禍に対応する支援策。経営支援は経営の自由を縛ってしまう」と述べた。

 スポーツ関連の支援策では、市体育協会加盟団体が主催する大会の市施設使用料の免除や、陸上競技場の週末無料開放なども計画している。

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