佐賀市の世界文化遺産「三重津海軍所跡」について紹介するパネル展=佐賀市役所

佐賀市の世界文化遺産「三重津海軍所跡」について紹介するパネル展=佐賀市役所

 三重津海軍所跡(佐賀市川副町、諸富町)が世界文化遺産登録から5年となるのを記念し、佐賀市役所などでパネル展が開かれている。施設の概要や沿革などを小学生にも分かりやすく解説したパネルが並んでいる。市役所では10日まで展示する。

 三重津海軍所跡は幕末期、佐賀藩が航海や測量などの教育を行ったほか、日本初の実用蒸気船「凌風丸」が造られた場所としても知られる。2015年7月、三重津海軍所跡を含む23施設で構成する「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録された。

 展示パネルは26枚で、「明治日本の産業革命遺産」の概要や三重津海軍所にあった船体の修理など行う施設「ドライドック」の構造などについて、写真や絵で紹介している。

 パネル展は佐野常民記念館(12日まで)、県庁(16日まで)でも開催。佐野常民記念館では4~12日、貸し出しているVR(仮想現実)体験機器を使って跡地を散策した人を対象に、メモ帳やトートバッグなどをプレゼントするキャンペーンを実施する(先着100人まで)。

 市の担当者は「世界遺産の登録から5年たったが、当時の熱気を取り戻すきっかけになれば」と話した。

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