大町町の浸水想定。中島、下潟地区(左下の水色)は3~5メートルの浸水が想定されている。緑は0・5~3メートル、黄色は0・5メートル未満

昨夏の佐賀豪雨で冠水した大町町の下潟地区

 今年、ハザードマップを12年ぶりに改訂した。浸水予測や土砂災害警戒地域に加え、地震の震度想定やため池が決壊した場合の浸水想定なども表記し、町の防災情報を一冊にまとめた。

 浸水想定は国が「6時間の総雨量424ミリ」の降雨で推測している。浸水被害が町西部の方でより甚大とみられている。3時間で210ミリを超える雨となった昨夏の佐賀豪雨で、最大約2メートル浸水した下潟や中島地区は「3~5メートル」となっている。町中心部の商店街は「0・5~3メートル」の地域が多い。

 町北部は山間地で、土石流や急傾斜、地滑りの警戒区域が散在している。ため池は決壊後の水の到達時間も地図上に落としている。マップで居住地の危険度を確認し、備えてほしい。

 佐賀豪雨では町内で床上172、床下131の303世帯が浸水した。一度水が引いたが、山間部から数時間かけて降りてきた水で再び浸水した地域もあった。そうした教訓も生かしながら、いち早く、避難してほしい。

(町総務課副課長・宮﨑貴浩さんに取材)

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