温度計を使って管理状況を確認する食品衛生監視員=佐賀市駅前中央のコムボックス佐賀駅前

 夏場の食中毒を防ごうと、佐賀県は1日、食品の一斉取り締まりを始めた。県内5保健福祉事務所の食品衛生監視員が8月末まで、県内2500施設で食品表示や温度の管理状況を確認する。

 6月20日にオープンした佐賀市の商業施設「コムボックス佐賀駅前」内のAコープ街かど畑では、佐賀中部保健福祉事務所の職員2人が調査した。約30分間、生鮮食品や総菜などを手に取り、賞味期限などの表示のほか、温度計を使って陳列状況を確認した。

 県によると、2019年の食中毒発生件数は10件で、原因は魚介類に寄生するアニサキスが9件、加熱不足の鶏肉によるカンピロバクターが1件だった。

 県は6月26、30日に食中毒注意報を発令しており(発令期限48時間)、佐賀中部保健福祉事務所衛生対策課の小野晴彦さんは「今の時期は湿度も高くなる。温度管理を徹底してもらい、商品を購入した後は速やかに冷蔵庫などで保存してほしい」と呼び掛けた。

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