佐賀県は、県西部で路線バスを運行している西肥バスが「nimoca(ニモカ)」など全国で相互利用できる交通系ICカードを導入し、6月28日からサービスを開始したと発表した。県内路線バスのICカード普及率は約95%になった。

 西肥バスは、県内では伊万里市と西松浦郡有田町、嬉野市を中心に運行している。伊万里市と有田町のコミュニティーバス8台を除く24台で、ニモカやJR九州のSUGOCA(スゴカ)、私鉄のPASMO(パスモ)など計10種類のカードが使えるようになった。車内に設置した読み取り機にカードをかざし、運賃を精算する。

 県交通政策課によると、バスの利便性向上と利用促進を図るため、国と県が導入費用を補助しており、今回もその一環。県内ではこれまでに佐賀市営バスや昭和バス、祐徳バスがこの補助を利用して導入し、西鉄バスも含めICカードが使えるのは県内の路線バス計303台(昨年10月現在)のうち287台になった。

 同課は「ICカード導入で地域の利用者だけでなく、観光客などの利便性も向上した」と説明し、引き続き路線バスにGPSを搭載して位置情報が確認できるサービスの普及にも努めるとしている。

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