松尾嘉之さんに教わりながら風鈴に絵付けをする児童たち=有田町の有田小

さまざまなデザインや形の風鈴が並ぶ有田ふうりん展=有田町の有田館

 有田町の有田小(松本成浩校長)で6月29日、6年生が風鈴の絵付けに挑戦した。児童たちは授業で詠んだ短歌の情景を、有田焼の赤絵師、松尾嘉之さん(66)=松尾錦工房、同町=の指導で絵に表現した。15人の作品は順次、同町の有田館で開催中の「有田ふうりん展」に展示される。

 分業で成り立つ有田焼の工程を教わった後、白磁の風鈴に絵付け。赤や黄、黒など5色の絵の具が用意され、「色がよく出るように濃く塗って」などと松尾さんから助言を受けながら作った。

 短歌は「楽しみ」がテーマで、風鈴に下げる短冊に書いた。ホタルを追い掛けたり、スイカ割りをしたり、宿題を終えて本を読んだりと内容はさまざま。愛犬との散歩を詠んだ蒲地直哉君は「筆が軟らかいので難しい。家族に見てもらいたい」と話し、筆を進めていた。

 「有田ふうりん展」は、有田焼の窯元、商社12社が約100種類を展示販売。たこ唐草や市松模様など有田焼の伝統柄をはじめ、メダカやバルーンなどデザインも豊富で、金魚や城そのものをかたどったタイプもある。税込み1000~5500円。8月31日まで。

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