企業ごとの個別グループ相談会で担当者から話を聞く留学生たち=鳥栖市桜町のCODO外語観光専門学校

 日本での就職を希望する留学生らが学んでいる鳥栖市桜町のCODO外語観光専門学校(城野正則校長)で、同校初となる合同企業説明会が開かれた。来春卒業予定のIT学科の2年生を中心に約60人が参加し、ホテルや人材派遣会社など参加企業の会社説明を熱心に聞いた。

 同校は2017年春に開校。観光、ITの2学科があり、弘堂国際学園(鳥栖市田代外町)などで日本語教育を終えた留学生が日本で就職するための専門知識と資格を習得している。日本語と英語で接客ができ、技能実習生らとコミュニケーションが図れる人材らを育て、過去2年間の就職率はほぼ100%。合同説明会は、より効果的なマッチングを図ろうと企画した。

 説明会には県内のゴルフ場、ホテルと県外の人材派遣会社2社の計4社が参加。それぞれプレゼンを行い、学生は興味を持った社のグループ相談に臨んだ。

 既に外国人を雇用しているゴルフ会社は「語学が堪能で、外国人の利用客も受けられる。興味を持ってほしい」、人材派遣会社は「携帯電話販売、介護、建設業で今後、日本で働きたい外国籍の人たちを育成する人材になってほしい」とアピールした。

 バン・ラムさん(30)=ベトナム=は「どの社がいいか迷った人も多いのではないか。私は人材派遣会社に興味を持ち、日本で働きたい人の手助けをしたいと思った」と話した。

 城野校長は「新型コロナで状況が一変し、厳しさは覚悟している」としつつ、「語学堪能な即戦力の人材を育てており、広く企業に知ってほしい」と話した。

 同校の合同企業説明会は3日も実施し、オンラインを含め4社が参加する。同校は外国人材の雇用に関心のある企業やインターンシップの受け入れ企業を随時募っている。

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