JR九州の看板=福岡市博多区博多駅前3丁目の同社福岡本社

 JR九州の青柳俊彦社長は30日の会見で、6月1~28日に管内で販売した鉄道の切符や定期券などの売上高に当たる「運輸取り扱い収入」(速報値)が前年同期比53・4%減の約69億円だったと発表した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月に前年同月比78・2%減、5月も71・8%減ったのに比べて下落率が縮小し、回復傾向を示した。

 特に政府が都道府県をまたぐ移動を解除した6月19日から28日までは前年同期より41・0%減となり、6月1~18日の53・2%減から下落率が縮小した。青柳氏は、利用が増える夏休み期間に向けて「乗客が安全だと自信を持って移動できるようにしないといけない」としつつ、特急の指定席の予約で「できるだけ間隔を取るようにするが、座席制限はしない」との方針を示した。

 一方、今年秋に導入すると公表していた5日間で九州全7県を巡る観光列車「36ぷらす3」の運行開始日を10月15日に決めたと明らかにした。佐賀県内を通るルートでは月曜日に昼夜の2便が運行し、昼の便では肥前浜駅(鹿島市)で日本酒バーなどのおもてなしが予定されている。

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