JA佐賀中央会の通常総会であいさつする金原壽秀会長=佐賀市の県JA会館別館

 佐賀県内のJAを統括するJA佐賀中央会は30日、佐賀市で通常総会を開き、会長に現職の金原壽秀氏(70)を再任した。金原氏は2期目で「地域にJAがあってよかったと言ってもらえるように頑張りたい」と抱負を述べた。任期は3年。

 金原氏は杵島郡江北町在住の専業農家。2014年からJAさがの組合長を務めた後、中野吉實氏の後任として17年から現職。全国組織であるJA全中の副会長も務めている。

 JA中央会の役員は、JA単協の役員から選ばれる。金原氏はJAさがの会長理事(非常勤)。JAさがは今年1月の臨時総代会で役員定年を70歳に延長し、25日の総代会で再び金原氏を会長理事に選出していた。

 副会長にはJAさが組合長の大島信之氏(67)、専務には古賀孝博氏(61)を再任した。

 総会後に記者団の取材に応じた金原氏は、新型コロナウイルスの影響を受けている農業の現状を懸念し「生産基盤の強化を図りたい」と強調した。JAが推進する農協改革については「本筋は組合員の生活を守ることと地域の活性化。理解を得られるように努力したい」と話した。

 総会には、山口祥義知事が来賓として出席し「現場を見て県独自の施策を行い、農業者の心の支援を心がけたい」とあいさつした。総会は新型コロナの感染予防で、簡略化して開かれた。

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