投稿削除までの流れ

 ヤフーなどインターネット企業でつくる「セーファーインターネット協会」は29日、ネット上の書き込みによる中傷被害対策の窓口を設置し、相談受け付けを始めた。被害者や保護者などからの相談に応じて内容を確認。悪質な投稿については会員制交流サイト(SNS)事業者や掲示板の運営者に削除を依頼し、被害者の救済を図る。

 同協会のホームページに開設された「誹謗(ひぼう)中傷ホットライン」に、中傷を受けたSNSや投稿のURLなどを氏名やメールアドレスとともに記入して送信する。

 該当する書き込みについて、協会の担当者が「個人を特定可能かどうか」「個人の評価を低下させているかどうか」「公共性や公益性がないことが明らかかどうか」といった基準に沿って、表現の自由との兼ね合いから削除の是非を判断する。

 誹謗中傷に当たると判断した場合は、事業者に削除を依頼する。ただ実際に削除するかどうかは各事業者が利用規約などに基づいて決める。事業者にとっても削除判断は難しく、また投稿者の情報開示を被害者から求められる場合もあるため事業者からの相談に応じる窓口も設置する方針。7月中にも専門家らによる検討会を発足させ、適切な対応を促す。

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