奨学金給付決定通知書を松尾建設の村岡祐吉取締役佐賀支店長(右)から受け取る佐賀工業高校3年の村井聖菜さん=佐賀市の同校

 松尾建設(本店・佐賀市、松尾哲吾社長)が、佐賀県内で学ぶ高校生に向けた奨学金制度を創設した。土木、建築系の学科で学ぶ高校生が対象で、本年度は県内7校の計7人に返済不要の月額1万円(年間12万円)を支給する。

 建設業界は高齢化による人手不足、後継者不足が深刻化しており、建設業への就労意欲がある県内の高校生の学びを経済的に支援する。建設業で働く意志が強いことや、成績優秀であることなどが条件となる。

 29日は同社の村岡祐吉取締役佐賀支店長らが佐賀市の佐賀工業高校を訪れ、建築科3年の村井聖菜さん(17)に奨学金給付決定通知書を手渡した。村岡支店長は「建設の仕事は地図に残るようなやりがいのある仕事。働き方改革も業界全体で取り組んでいます」と現状に触れた。現場監督の仕事を目指しているという村井さんは「問題集の購入費などに使います」とお礼を述べた。

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