Web有田陶器市の成果を共有し、次回開催について協議した反省会=西松浦郡有田町生涯学習センター

 新型コロナウイルス感染症対策で延期になった有田陶器市(西松浦郡有田町)の代わりに開かれたインターネット販売「Web有田陶器市」の出店者らの反省会が29日、開かれた。売り上げ総額が約2億4500万円で、運営した有田商工会議所は来年の開催について前向きに検討していることを報告した。

 Web陶器市は、例年の陶器市と同じ4月29日から5月5日の1週間開催し、129の事業所が参加した。報告によると、商品の発送数は約3万300件で、売上総額は約2億4500万円。事業所別の売り上げの最高額は約2400万円だった。

 約46万件のアクセス解析によると、7割が女性で、25~44歳の男女の合計が全体の6割超と、従来より若年の購買層獲得につながった。地域別では東京都の19・7%が最も多く、九州外が7割と、通常の陶器市より全国に顧客が広がった。

 出店者からは、来年の開催について肯定的な意見が聞かれたが、時期は例年の陶器市と同時期にするかどうかで意見が分かれた。

 有田陶器市委員会の深川祐次委員長は「できれば次につなげたい」と話し、年内に委員会で開催の可否を判断する意向を示した。

 延期した通常の有田陶器市は年内の開催を目指しており、9月や11月の連休を軸に今後の委員会で開催が可能かどうかを見極める方針。

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