鹿島市の教諭の懲戒免職について会見し、謝罪する野田嘉代子県教育委員会危機管理・広報総括監(左)=県庁

 佐賀県教育委員会は29日、女性のスカートの中にカメラを差し入れたとして県迷惑行為防止条例違反(ひわいな行為)の疑いで逮捕された鹿島市の小学校教諭を、同日付で懲戒免職にしたと発表した。

 県教委によると、教諭は6月12日午後6時半ごろ、鹿島市内の商業施設で、バッグの中の小型カメラを女性のスカート内に差し入れた疑いで、鹿島署に現行犯逮捕された。14日に処分保留で釈放され、任意での聴取を受けている。

 県教委が18日に行った聞き取り調査では、昨年夏から市内の複数の商業施設で少なくとも10回以上盗撮を行ったと話した。また勤務する小学校でも、靴に仕込んだカメラを使って盗撮していたと説明している。児童は撮っていないという。

 県教委は懲戒処分の指針に基づき免職にした。退職金は支給されない。各市町の教育長と県立学校の校長宛てに、綱紀粛正の通知を出した。また不祥事の未然防止策として、全ての公立学校で、管理職と職員の面談を実施する。日頃の悩みを聞いたり、教員としての自覚を促したりする。

 落合裕二教育長は「教師以前に人として許されない行為。服務規律の徹底に全力を挙げて取り組む」とのコメントを出した。

このエントリーをはてなブックマークに追加