佐賀市立体育館の空調設備を巡り、設計委託費を削除する一般会計補正予算修正案を起立で採決し、可決した佐賀市議会=市議場

 佐賀市が提案した市立体育館(本庄)の空調設備の設計委託費320万円に関し、市議会は定例議会最終日の29日、従来型の方式との比較が十分に実施されていないなどとして認めなかった。2020年度一般会計補正予算案を見直し、設計委託費を削除する修正案を全会一致で可決した。

 市が提案していたのは、冷えたガスや水を金属製パネルに流して空気を冷やす「輻射(ふくしゃ)式」と呼ばれる空調施設の設計費。市議会総務委員会の松永幹哉委員長は審査結果の報告で「市が示した資料では従来式とのコストが比較できない。見積もりが1社だけだったことに対しても意見が出た」と、問題視した点を説明した。

 本会議終了後、秀島敏行市長は記者団に「資料不足から議会の理解が得られずに残念。空調は必要で、また改めて挑戦したい」と再提案をする方針を示した。

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