佐賀県教育委員会は、教員採用試験への申し込み結果を発表した。受験年齢の制限を撤廃して初めての試験で、これまで受験資格がなかった50代からは40人が申請した。全体の申込者数は昨年から13人減り、倍率も0・2ポイント下回って2・8倍となった。

 不足する教員を確保しようと、今回の試験から対象年齢を49歳以下から59歳以下に引き上げた。60歳で定年退職するため、年齢制限の実質的な廃止となっている。元教師や講師ら40人が申し込んだ。

 県教委によると、採用予定者数363人に対して1029人の応募があった。学校別の倍率は高校が最も高く7・9倍で、採用予定数37人に294人が申し込んだ。小学校は予定数190人に対し、申し込みが304人で1・6倍、中学は約80人の枠に234人が応募し、2・9倍だった。

 採用予定者は昨年より11人増え、申込者が減ったため、倍率は下がった。県教職員課は減少幅について「人材不足の中でなんとか微減にとどまっている」との認識を示した。

 1次試験は7月12日に、2次試験は8月20日から23日に実施する。内定は9月18日に発表予定で、県の掲示板やホームページで知らせる。新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者になるなどして受験が困難になった場合は同課に連絡するよう呼びかけている。

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