県産種雄牛に認定された照茂栄号。子どもの牛は肉質、重量とも過去最高の成績を収めた

 新たな県産種雄牛(しゅゆうぎゅう)に「照茂栄(てるしげさかえ)」号が認定された。今までの県産種雄牛の中でも、照茂栄号の子どもは最高の重量と肉質を記録しており、今後、県産牛の品質向上に役立つと期待されている。

 照茂栄号は、日本を代表する黒毛和牛の種雄牛「福安照(ふくやすてる)」号と枝肉重量が県内トップクラスの雌牛「ゆりひめ」号を交配して生まれた。

 照茂栄号の子牛、22頭を肥育して県畜産試験場などで検定したところ、去勢牛で1頭の枝肉重量が約550キロと県産の平均を約45キロ上回った。また、サシの入り具合を示す脂肪交雑も9・4(県産平均7・9)と抜群の成績となるなど、肉質もきわめて良好だった。

 今後、照茂栄号の精子を採取・凍結して人工授精に使用、良質な子牛を生産して肥育農家に提供する。

 県産種雄牛の認定は、佐賀牛の生産拡大などを目的に県や関係団体で組織する佐賀県和牛改良検討会が1996年度から実施。今回の認定は12頭目となる。

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