コミュニティーバスの運行などについて協議した多久市地域公共交通会議=市役所

 多久市は26日、市内3路線で運行しているコミュニティーバス(通称・ふれあいバス)の2019年度の利用者数を明らかにした。3路線の合計は前年度比0・9%増の3万1384人で、5年連続で増加した。一方、新型コロナウイルスの影響を受けて3月は前年同月比12・5%減となり、翌4、5月も前年の実績を下回った。

 住民代表や交通事業者、市などで構成する地域公共交通会議で報告した。月別では、豪雨災害があった昨年8月と、今年3月が前年から10%以上落ち込んだ。外出の自粛が続いた今年4月は15・6%減、翌5月は16・8%減だった。

 運行収入は407万6千円。委託業者の人件費や燃料代などの経費は2664万4千円で、2256万8千円の赤字だった。赤字分は市と国が負担する。

 会議では、国土交通省に提出する次年度(10月~来年9月)の事業計画を決めた。ダイヤや路線を簡単に調べられるように検索サイトを活用して利便性を高め、一日の平均利用者数を3路線で101人以上確保することを目標にした。

 市内全域を走る乗り合いタクシーの利用者数は700人。福祉施設利用者の増加などで前年度比42・6%増だった。

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