涼しげな音を響かせる磁器の風鈴=伊万里市大川内山

 焼き物の里として知られる伊万里市の大川内山で「風鈴まつり」が開かれている。30の窯元が手掛けた磁器の風鈴が軒先に下がり、涼しげな音色を響かせている。8月31日まで。

 大川内山の夏の恒例行事。風鈴は鍋島焼の伝統的な文様から若者好みのデザインまで幅広くそろい、多くは1個2千~3千円で販売されている。今年は新型コロナウイルスの流行で有名になった妖怪「アマビエ」をモチーフにしたものも登場。元々風鈴には魔よけの意味があるとされていた。

 祭りが始まった20、21日の週末は、直前に県境をまたぐ移動自粛要請が解除されたこともあり、福岡方面から大勢の客が訪れた。富永窯で店番をする80代の女性は「ずっと寂しい状態が続いたから、お客さんが増えてくれるといいですね」と今後に期待した。

 期間中は伊万里・有田焼伝統産業会館で風鈴の絵付け体験ができる(税込み1200円)。毎年7月に行っていたライトアップイベント「ボシ灯ろうまつり」は新型コロナの感染予防のため中止になった。

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