土砂降りの雨の中、ライトをつけて走行する乗用車の列=25日午前8時20分ごろ、佐賀市久保田町

 佐賀県内は25日、梅雨前線の影響で大雨に見舞われ、鉄道の運転見合わせなど交通機関も乱れた。26日も未明から明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、佐賀地方気象台は土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼び掛けている。

 気象台によると、降り始めから25日午後4時までの総雨量は伊万里市181・0ミリ、佐賀市北山122・0ミリ、大町町114・5ミリ。1時間雨量は午前7時ごろまでに伊万里市48・5ミリ、佐賀市北山24・0ミリ、嬉野市23・0ミリだった。

 多久市は、19世帯51人に避難勧告を出し、避難所では新型コロナウイルス対策で、避難者の検温や健康状態の聞き取りなどを行った。このほか、7市町が避難準備情報を出した。気象台は、佐賀市など10市町に土砂災害警戒情報を出して避難情報への注意を促した。

 JR佐世保線の肥前山口―佐世保間、JR筑肥線の肥前久保―伊万里間のいずれも上下線で5時間以上、運転を見合わせた。県教育委員会によると、県立中高10校、3市町の小中17校が臨時休校になった。

 気象台によると26日の雨量の予想は、多いところで1時間60ミリ、24時間で150ミリとなっている。

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