「バニラの香りがする花もある」と聞き、キュウリの花に鼻を近づける児童=武雄市朝日町のハウス

白い根(右下)を張った水耕栽培のキュウリを観察する児童

 佐賀県武雄市の朝日小の3年生が23日、朝日町黒尾で栽培技術日本一ともいわれるキュウリのハウス栽培を学んだ。「チクチクするとげがあるほど新鮮」「バニラの香りがする花がある」などなど発見がいっぱい。“キュウリ博士”になった。

 85人が社会科の授業で研修施設のトレーニングファームを訪ねた。全国に知られる山口仁司さん(68)や研修生から話を聞き、収穫も体験した。

 キュウリはヒマラヤ山脈の麓で生まれた野菜で、ハウス栽培で1年間安定して出荷していることを聞いた。「太陽の光のエネルギーを計って1日に10回以上自動で水をかけている」「国内に2カ所しかない水耕栽培もある」という話には「すごい」の声も。

 ハウスでは「実についている花は雌花。バニラのような甘い香りがする花もある」と聞いて鼻を近づけ、「本当だ」と目を丸くした。ツルを伸ばして巻き付いて自分を支えていることも学んだ。

 児童たちは「どれがおいしいの」「何日ぐらいで育つ?」と質問を重ねた。「チクチクするのが新鮮な証拠。お母さんにも教えて」と言われ、実際に触って選びながら収穫。「痛いぐらいトゲトゲがある」と驚いていた。

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