日産自動車が発売する小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「キックス」

 日産自動車は24日、小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型車「キックス」を30日に発売すると発表した。独自のハイブリッド技術「e―POWER(イーパワー)」を搭載し、優れた加速と静粛性を実現した。軽自動車を除くと新型車発売は約2年9カ月ぶりで、販売不振の国内市場で反転攻勢を狙う。キックスは日産復活の試金石になりそうだ。

 躍動感のある外観でオレンジなど13色を展開する。室内空間は広く、上質さを感じられるという。運転支援技術「プロパイロット」を標準装備とし、希望小売価格は275万9900円から。

 日産は新興国市場の開拓など拡大路線の影響で新型車開発が遅れ、2019年度の国内販売は前年度比10・3%減の53万4千台に落ち込んだ。今後1年半の間に12の新型車を投入して競争力を高める方針を掲げている。キックスは12の新型車には含まない。

 小型SUVはトヨタ自動車が今秋に「ヤリスクロス」の発売を予定するなど競争が激しい。日産の星野朝子副社長はインターネットを通じた記者会見で「日本は大事な市場なので、魅力的な車を出していきたい」と語った。

 佐賀県内では、佐賀日産自動車と日産サティオ佐賀各店で販売する。

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